~2月誕生会の話より~
2月に誕生日を迎えた皆さん、お誕生日おめでとう。2月は一年の中で一番寒い月ですが
同時に春の訪れを感じることの出来る月でもあります。
これから次第に日が長くなり、寒い中にも春の予感を感じるようになります。
2月3日は節分でした。幼稚園では2日に節分の豆まきをしました。節分の次の日は立春と
いい暦の上では春になります。
いちょう幼稚園では、2月17日に発表会を迎えます。この一年の幼稚園生活の総まとめと
いってもいい行事です。発表会では歌や鍵盤、遊戯や体操といろいろプログラムがありますが
日ごろの皆さんの学習や練習の成果をお父さん、お母さん、ご家族の方に観ていただきましょう。
先日、年少組の合唱や、年中組のオペレッタ、年長組の体操の練習を観させてもらいました。
年少組さんの声の大きいこと、元気の良いことに感心しました。年中組のオペレッタは舞台に
いろいろな動物が登場して、とても楽しく、変化があって面白いですね。本番が楽しみです。
年長組の体操では、逆立ち歩きや、片手前方回転といった難しい運動をチームワークを取り
ながら、頑張って上手にやっていました。先生はとても感心しました。すばらしいです!
皆さんのやる気を感じました。失敗を恐れず、決してあきらめず、最後までやり遂げようと
いう気持ちはとても貴重です。
いちょう幼稚園では、体操やかけっこを重視してやっていますが、体操は
① 筋力がつき、跳躍力など運動能力が高まる。
② 体力増進、健康な体力づくりにつながる。
③ やる気に満ちた心が育つ。
④ 仲間やお友達と仲良く一緒にやっていく力が出来る。
⑤ バランス感覚や(どのように動けばよいか)瞬間的に判断する能力が身につく。
運動は頭の前頭葉の運動野を働かせ、脳に刺激を与え、脳を鍛えます。
人間の脳回路、神経回路は5歳で80%完成します。(12歳で100%完成)
とても大事です。いろいろな体操に取り組むことが、神経回路を作り、人間の心
(特にやる気)、高い判断能力、柔軟な体を形作ります。
更には、良く人の話を聞き、本を読んで調べる、鍵盤ハーモニカを使う、読み書き
計算するといった、日常の学習活動が、前頭前野を鍛えます。そうするとやる気が出て
自信が湧き、自分で自立して物事に取り組む強い人間になります。
また、本を読む習慣は知識が増え、物の見方を広げ、物事に対する関心や興味が広がります。
ひらがな50音が読める → 絵本の拾い読み → すらすら読むことが出来る →
本読みノートをつける、記録する。こうしてたくさんの本を読むことが知識や物の見方を
広げます。出来た!面白い!楽しい! 一年に何冊読めたか、こうした習慣の繰り返しが
学ぶ力を高めます。何事にも勇気をもって、ものごとに積極的に取り組みましょう。