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" (8) 報恩講の意義について "
2018-01-19
 1月18日に「報恩講」という行事がありました。
 
報恩講というのは しんらん聖人という方が、私たちに仏様のことをいろいろ教えて
 
下さったご恩を偲び、感謝の思いを集いを通して人間として心を磨く、命の在り方を
 
考える行事です。
 
 
~しんらん聖人について~
 
 鎌倉時代(1173~1263年)に生きた人です。
 
私たちが「みほとけ様を拝みます」というとき、仏様には 阿弥陀様、お釈迦様、親鸞様の
 
3人を特に大切にしています。お釈迦様はインドに生まれ、悟り(いのちの姿、いのちのあり方
 
を正しく知る)を開いて仏様になった人です。
 
しんらん聖人は日本に生まれ、阿弥陀様の救いの働き(いのちのはたらき)を広めて下さった人です。
 
 
~救いのはたらき~
 
 私たちは例えば、欲しい物を得られない、友達と喧嘩した、お母さんに叱られた、体の調子が
 
悪いなど、いろいろなことに心を悩まし、苦しみます。
 
そのような自分を仏様はいつも見つめて下さり、私と一緒に苦しんだり、悲しんだりしてくれます。
 
そのことを通して、私たちは自分の心を見つめ、自分自身を深く考えるようになり、心の強い人間に
 
育てられます。そのような阿弥陀様の大きな命の働きについて、しんらん聖人は私たちに教えて下さり
 
私たちが命を大切にして生きることの尊さを教えて下さった方です。
 
 いのちには、宇宙の卵のような大きないのちと、私たちのような小さないのちがあり、私たちの命は
 
大きな命の卵に包まれています。
 
皆さんが「南無阿弥陀仏」と念仏を申し、合唱礼拝します。その南無阿弥陀仏は 阿弥陀様(宇宙の
 
卵のような命)からのお呼び声です。
 
「安心してください。いつもあなたを見守り、抱き取って見放すことはありません」という阿弥陀様
 
からの呼びかけであり、私たちは「阿弥陀様ありがとうございます」という、感謝の気持ちをまた
 
「南無阿弥陀仏」と念仏申して感謝を表すのです。
 
しんらん聖人という方が、阿弥陀様に代わって阿弥陀様のいのちのはたらきについて教えて下さった。
 
だから、「しんらんさま有難うございます」と感謝の気持ちを気持ちを報恩講という行事を通して
 
表すのです。
 
 
 仏さまを拝む人は、心が磨かれ、心の優しい人、心の強い人になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
" (7)命を大切にするということ "
2018-01-18
平成30年の新しい年を迎え、希望と抱負に満ちた日々をお送りにことと存じます。
 
1月生まれの誕生会で園児にお話したことを報告します。
 
 世の中には 星の数ほどたくさんの生き物の命があるのに、選ばれて人間の命に生まれると
 
いうことは、極めてありがたいことです。なぜ、人間に生まれたか考えてみたことがありますか?
 
① お父さん、お母さんのおかげ、みささんの先祖の方々のおかげです。
 
② 仏教的見方をすると、前世で善い行いをしたのかもしれない?前世とは、皆さんはお母さんの
 
お腹の中にいる前は、どこにいたのか考えたことがありますか?
 
人間とは違う動物として生きていたかもしれない。生まれ変わるという考え方、この考え方は
 
一般的ではありませんが、輪廻転生という考え方があります。
 
いずれにしても 人間に生まれることはとても素晴らしいことです。お父さん、お母さん、私を
 
「人間」に生んでくれて、どうもありがとうと感謝しましょう。人間に生まれたことの良さ、
 
素晴らしさを味わうことが大切です。
 
 
 ~いのちを大切にする~いちょう幼稚園の教育理念
 
① 自分の命を大切にする。健康に気をつけ、心身の健全な発育を図る。大きくなったら自分は
 
社会でどんな役割を果たしたいか、自分は何をするために生まれてきたのかを考える。
 
あなたは何になりたいですか?どんな仕事をしたいですか?先の事だけど少しずつ
 
考えてみましょう。仕事を通して社会に役立ち、命を生かすという事です。
 
ここでは、命はあなたの能力、人柄、専門性などが中心となります。
 
② 他人の命を大切にする。人をいじめたり、いじわるをしたり、差別しないように
 
しましょう。みんな、かけがえのない命を生きています。みんな違ってみんないいのです。
 
チューリップの花の色は色々ですが、それぞれ美しい。また動物の命も大切にする、
 
むやみに殺生しない。動物も一生懸命生きています。
 
③ 自分の心を強くする。心を磨く。ここでは心はいのちという考えです。
 
 
~いのちにとって一番大切なものはなんでしょうか~
 
 食べ物、思いやりや優しさ、感動や感謝、どれも大切だけど、とくにおろそかになりがちな
 
感動や感謝の心を大切にしましょう。
 
 
~心の力、体の力、学ぶ力の3つの柱~
 
 この3つの力は、全部いのちの働きの力です。この中で心は私のいのちの中心をなします。
 
困難に負けない、失敗を恐れない、最後まであきらめないで頑張る力、自分を見つめる力
 
いのちの繋がりで世の中を見つめる力、ひらめき、感動、驚き、おもいやり、友情など
 
みんな心の力です。心の力を発揮しないと、人間として十分な勉強や活動が出来ません。
 
機械や道具は電源を入れないと動きません。人間の電源にあたるものが心の力です。
 
心の力を強くいたしましょう。
 
 
~発表会に向けて~
 
2月の発表会が近づきました。各組のそれぞれのプログラムの練習をしっかりやって、
 
立派な発表会にしましょう。お父さん、お母さんは皆さんの演技や体操を今から楽しみに
 
しておられます。自信を持って堂々と発表会をやりぬきましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
"(6)YY教育と体の力 "
2017-10-18
  今年も下関武道館で恒例のいちょう幼稚園大運動会を実施しました。
 
今年は例年実施していたマーチング(吹奏楽行進)のやり方を全員が鍵盤ハーモニカを
 
使っての行進に変更しましたが、華やかさでは少し寂しいものの、なかなか素敵な
 
入場行進でした。
 
オープニングの踊りは立派でした。手足の動きが良く出来ていました。
 
かけっこも、リレーも見応えがありました。リレーでバトンをうまく受け取ることが出来
 
ず、床に落とした人がいましたが、それにめげず最後まで頑張りました。
 
園児の皆さんの最後まであきらめない気持ちが伝わってきました。
 
親子体操(マッチョ体操)もとてもよかったです。お父さん、お母さんと一緒に体操する
 
ことは、日ごろはなかなか出来ないことですが、運動会でたっぷりと親子の触れ合い
 
が出来て、本当に良かったと思います。
 
 
 YY教育では体の力、特に元気な体をつくることを重視しています。体の力がないと
 
これから始まる長い人生に意欲的に立ち向かうことが出来ません。
 
心の力、体の力、そして学ぶ力はYY教育の3本の柱です。
 
いちょう幼稚園では園庭で毎日走ること、体操することを通して体を鍛えるとともに
 
栄養価に富む給食を提供して、元気な体をつくる(食育)ことに力を注いでいます。
 
 
 給食では、特に自家菜園で収穫した新鮮な野菜(玉ねぎ、ネギ、人参、じゃが芋
 
牛蒡、大根、胡瓜)と大豆、有機栽培の美味しいお米を使っています。
 
また、毎週水曜日にはパンと牛乳に加えて自家製の玄米団子を食べています。
 
ご家庭でも強い体と心を作る食生活を心掛け、園児の皆さんがバランスのとれた
 
食習慣を持てるようご指導をお願いします。
 
 
★ 朝食をしっかり取る。主食+主菜+副菜+汁物+果物をそろえましょう。
 
★ おかずを一日3品毎食食べる。筋肉の材料となるたんぱく質が多いおかずを
 
  食べましょう。
 
★ 野菜を残さず食べる。新鮮な野菜をお子様に食べさせるようにしましょう。
 
★ 牛乳を毎日飲む。毎日コップ2~3杯の牛乳で不足しがちなカルシウムを
 
      補いましょう。
 
★ 果物を毎日食べる。ビタミンと水分が豊富です。
 
★ おやつは補食程度に食べる。スポーツをする子どもは、必要な栄養をとるためには、
 
     補食が不可欠です。
 
★ 水分を積極的にとる。補水をおろそかにすると命に関わります。
 
     こまめに飲むようにしてください。
 
 
以上のことを心がけ、丈夫な体力づくりを目指しましょう。
 
 
 
 
 
 
″(5)二学期を迎えて "
2017-09-06
 猛暑だった今年の夏も次第に涼しくなり、朝夕しのぎやすくなりました。
 
二学期は一年間の学習サイクルの中で、園児にとって最も中身の濃い充実した学習期間
 
です。10月7日に行われる大運動会に向けて、園児も先生たちも新しくなった遊戯室で
 
毎日しっかり練習して、お父さん、お母さんや家族の皆さん、地域の方々に見てもらい
 
たいと張り切っています。賢明に頑張る姿、真剣なまなざし、出来た時の晴れ晴れとし
 
た達成感!そんな園児の笑顔は本当に宝物です。
 
そのほかにも、どんぐり拾いや一泊合宿(年長組)、芋ほり、バス遠足、マラソン大会
 
など楽しい行事がたくさんあります。おうちでもぜひ様子を聞いてあげてください。
 
 
 さて、夏休みが始まる前に園児たちと約束した、早寝早起き、暴飲暴食をしない、
 
交通ルールを守る、お家の手伝いをする。それぞれのご家庭で取り組んだこと、頑張っ
 
たことを評価して進歩があったり感心したことは褒めてあげてください。玄関のくつを
 
揃える、食事前にテーブルを拭くなど「よく頑張ったね!」と・・・  きっとやる気や継続
 
の気持ちが出てくると思います。
 
 
 9月1日の始業式で園児たちにお話ししたことは、
 
思いやりや感謝(ありがとう)の心を持ちましょう。動物の命を大切にしましょう。
 
草花に水をやりましょう。秋の自然をみつけましょう。お友達と仲良くしましょう。
 
オアシスの挨拶をしましょうと前にも書きましたが、さわやかな言葉使いを心がけて
 
乱暴な言葉や相手が嫌な気持ちになる言葉は使わないようにしましょう。
 
 
 ほかの人と競争するよりも、自分に勝つことが大切です。自分の弱い気持ちに負け
 
ないようにし、コツコツ努力して少しずつ読み、書き、計算、体操、音楽が出来るよう
 
になりましょう。
 
これらのことについて各ご家庭でも話題にし、子どもが問題意識をもって取り組むこと
 
が出来るように励ましてあげてください。
 
 
 
 
 
" (4)本園の建学精神「貧乏」について "
2017-08-27
 本園の建学精神に「貧乏」という言葉がある。この言葉は今日の日本の社会では
 
なかなか理解しづらい言葉になっている。
 
第一に今日の日本は便利で豊かな社会になっていて、豊かさこそが日本人が目指す
 
べき理念という暗黙の了解があるように思われる。ここでいう豊かさとは主として物質
 
的豊かさのことである。精神的豊かさということはあまり問題にされていない。
 
 
 かつて日本は太平洋戦争に突入し、戦中、戦後を通じて大変生活物資が不足した時代
 
を送った。人々は少ない食料や乏しいお金をやりくりして生活をしのぎ、豊かさを目指し
 
て頑張った。昭和30年代後半から高度成長時代を迎え、日本は繁栄を謳歌するよう
 
になり、どの家庭もカラーテレビ、クーラー、自動車を所有するようになった。
 
 
 一方で心の豊かさという点ではどうだろうか。かつて日本人が大切にしてきた礼儀作法
 
や良き習慣、志、報恩感謝の精神といった世界に誇りうる豊かな精神文化は崩壊したと
 
いう主張がある。原因は日本人が物質的豊かさと便利さを追い求めるあまり、物質的
 
繁栄に酔いしれ、日本人として守るべき良き精神文化を継承することを怠ったということ
 
かもしれない。その表れが日常的にテレビで放映されるさまざまな家庭崩壊や学校での
 
いじめ、暴力、自殺、無差別殺人等の事件報道に見られる精神の荒廃、命を粗末に扱う
 
行為である。
 
 
 「貧乏」という言葉は「清貧」あるいは「少欲知足」という言葉と相通ずる言葉である。
 
便利さや物質的豊かさを必要以上に追求するよりも、心の豊かさを大切にする言葉で
 
ある。むさぼりや欲望をコントロールしてストレスを少なくし、心の平和、安定、安らぎを
 
大切にする。
 
インドでは一切れのパンや一個のおにぎりがとても貴重で、押し頂いて食べるという。
 
日本ではスーパーやコンビニの売り場で賞味期限の過ぎた食品が容赦なく捨てられる。
 
インドと日本では、どちらがものを大切にしているだろうか・・・
 
 
 大量生産、大量消費、大量廃棄の社会システムはそのうち限界が来る。一人一人が
 
欲望を適度にコントロールし、むさぼりや欲望のエスカレートに歯止めをかけ、シンプル
 
ライフを心掛けたい。そして自分自身を見つめ自分を高める豊かな精神文化を持ちたい
 
ものだ。
 
豊かな精神文化を回復するためには、小さな子どもの時から家庭や幼稚園での挨拶や
 
マナー・作法の躾と自分で自分を育む習慣作り、情操教育が大切である。
 
いちょう幼稚園では、こうした躾・情操教育に力を入れている。
 
 
 
 
 
 
 
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<<いちょう幼稚園>> 〒759-6603 山口県下関市安岡町1-10-7 TEL:083-258-0276 FAX:083-258-4476